子連れバカンス
「バカンス」と
「子連れバカンス」。
この2つは言葉こそ似ているけれど、大きく異なる似て非なるモノ。
大げさに「バカンス」なんて言っているけど、毎月貯蓄をひねり出すのにアップアップのわが家に南の国へ旅立つ飛行機代はない。
バカンスというか、「旅行」ですね。
つまり、
「旅行」と
「子連れ旅行」は大〜〜〜きく異なる!! と言いたいわけなのだ。
そもそも私も夫も旅行好き。
カレシカノジョ時代は、一緒にたびたび旅に・・・旅行に出かけた。
お互い年に何回も出かけられる休みも甲斐性もなかったけれど、時間とお金をやりくりして旅行した。
勉強や仕事から離れ、のんびりとワクワクを両立させるべく、日中はテーマパークや買い物にハッスルし、夜は魚介料理の美味な旅館で上げ膳据え膳♪
自由で楽しいだけ、の素敵な時間を楽しんだ思い出がたくさんある。
が、ここに
「子連れ」という3文字が加わると、そうはとんやがおろさない。
そこには
「子供」という、やっかいなシロモノが存在するのだ!(当然?)
新幹線や特急の車内でウロウロと歩き回り、今言われてもにっちもさっちも行かないような状況でオシッコと言い、お昼を食べたら所かまわず眠くなり、かと思ったら日中の興奮で夜泣きする・・・。
新幹線では窓を流れる景色を楽しむ! オシッコは出ない出ないと逃げ回らずに事前にしぼり出しておく! 妙なハイテンションで午前中に体力を使い果たさない! 疲れたのなら夜は寝る!
・・・こんな理路整然としたことがなぜできないか(怒)。
つまり、旅に
「子連れ」の3文字がくっつくと、主役は私でももちろん夫でもなく、子供になるのだ。
家族旅行なんだから家族みんなが主役、と言いたいところだけど、やはり中心になるのは子供。
というか、子供中心で計画を立てておかないと、後で(上記のような理由で)泣きを見るのはお世話係の親のほうなのだから仕方が無い。
それでも、そんなリスクを背負っても、私は旅に出たい、旅行に行きたい。
普通の毎日も楽しいけど、旅先には、普通の毎日にないモノがいっぱい待ってるような気がするのだ。
旅慣れぬ子供を旅行に連れて行く場合、スローガンは
「ゆとり計画」。
彼氏や旦那様やお友達と行く旅行のように、張り切ってガシガシとスケジュールを詰めるては命取り。
あれもこれも、そこもここもと欲を出してはいかんのだ。
立ち寄る目的地は少なく、スケジュールにはゆとりを持たせて。
反面、トイレスポット、休憩スポット、移動手段は綿密な下調べのもと計画に組み込む。
さらに重要事項、チェックインはお早めに。
子供が眠たくてグズり出す前に、宿泊地にチェックインしてお昼寝場所を確保するのだ。
夜遊びは、子供が巣立った後に、白髪が増えた夫とふたりでの楽しみにしておくなり。
きっともうそのうち、ママやパパと旅行に行くより、友達(もしくは彼氏?)と遊びに行くほうがいい〜なんて言われちゃうんだしね。
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